森林管理システム 円空

森林管理システム 円空

魚眼レンズで撮影した全天空写真を使って、パソコン内でビッターリッヒ法(定角測定法)を展開。高度な画像処理と解析により、撮影した森林の胸高断面積をスピーディに算出します。森の環境調査を効率化する新システムです。

ビッターリッヒ法とは

本単位面積あたりの胸高断面積合計を調べる手法です。1947年にオーストリアのビッターリッヒが考案しました。人が作業を行う場合は、通常、自分の親指の太さを基準に360°回転して木の本数をカウントします。親指より立木が太ければ1本、親指と立木が同じ太さなら0.5本です。こうして求めた合計から、森林の材積量や炭素蓄積量などの推定値が算出できます。

円空の特徴

  • 画像と解析データをまとめて保存していくだけで、森林のデータベースが構築できます。
  • 一定の基準で自動的にデータを作成するため、 測定者の主観によるバラツキがなくなります。
  • 画像が重なって、一部が隠れている木も、自動的にデータ処理してカウントします。

使いやすさを考え抜いたシステム設計です


複数のファイルも一括して自動処理が可能

作業を進めやすい別ウィンドウ表示

見たい画像を選んで、ズームイン。子ウィンドウには画面の位置をポップアップで表示します。

定規表示や特定の木へのマーキングも自在

画像の明るさを自動調整

キー登録

キーをご登録いただくまでは、一部機能に制限があります。
登録キー料金は20,000円(税抜)になります。詳しくはreadmeファイルをご覧下さい。
また、ご不明な点等ございましたら、こちらまでお気軽にお問い合わせ下さい。

動作環境

CPU 233MHz以上で動作するPentiumプロセッサ(または同等品)
OS Windows98以降のWindows
ハードディスク空き容量 50MB以上
メインメモリ 256MB以上

推奨環境

CPU 2GHz以上で動作するPentium4プロセッサ(または同等品)
ハードディスク空き容量 500MB以上
メインメモリ 512MB以上

デジタルカメラ

カメラ Nikon製COOLPIX 4500
全周魚眼レンズ Nikon Fisheye converter FC-E8